2013年09月18日

頼朝の胸のうちを推し量るのは文

  そうすると、どうしても、「秀吉はなぜ、利休に切腹を命じたのか」という難題にぶつからざるを得ない。 たとえば文治5(1189)年閏(うるう)4月30日、源義経は兄の頼朝の政治的圧力により、自害に追い込まれた。たとえば足利義教と世阿弥(佐渡へ流罪)、秀吉と山上宗二(やまのうえそうじ)(斬首)、家康と古田織部(切腹)が例となる。その答えとして、権力者と芸術家の価値観は往々にして激しく衝突し、それは芸術家の処罰、甚だしい場合には賜死(しし)にまで行き着くことがある


  多くの人の理解を得ることを目指していますので、研究者の思い入れでモノを言うことは制限されます。 最近、千利休について、あれこれと調べています。それとも、武人政権を確固たるものにするためとはいえ、愛する身内を犠牲にしてしまった、と人知れず涙したか。気になって仕方がありません


  ですから研究者は、歴史的人間の感情であるとか、射程の短い目的意識などには立ち入らないし、また、立ち入れないのです。そういうふうに説明してしまって良いものなのかどうか。。 実証的な歴史学にあっては、禁欲的な態度を保つことが求められる


  頼朝の胸のうちを推し量るのは、文学の仕事になります。それは歴史学では語れない。義経が大陸に逃れてジンギスカンになったなどというのはよた話にすぎず、史実は右の通りなのですが、ではこのとき頼朝は、いちいちオレに逆らう憎たらしい弟を滅ぼしたぞ、と快哉(かいさい)を叫んだか

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 産業革命遺産は八幡製鉄所

  文化庁の文化審議会が選んだ「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)の推薦は来年度以降になる。「軍艦島」として知られる長崎市の端島炭坑など幕末から明治にかけての重工業の発展を示す20を超える施設で構成し、関係自治体は福岡や鹿児島など8県に及ぶ。世界遺産登録には、十分な管理保全態勢が取られていることが前提となる。 産業革命遺産は八幡製鉄所(北九州市)や長崎造船所(長崎市)など。文化遺産への各国の推薦枠は年1件で、2候補が競合したため政府内で調整していた。 産業革命遺産を推した有識者会議は、当時の重工業が、単に西欧の技術を取り入れただけでなく、日本の伝統的技術と融合して発展した点を評価。(共同)。 【解説】政府が「明治日本の産業革命遺産」を本年度に世界文化遺産へ推薦する方針を固めたのは、幕末から明治にかけて急速な発展を遂げた日本の重工業の歴史に世界的な価値があると判断したからだ


  。競合した「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、構成する文化財の大半が長崎県にある。 九州、山口を中心に関係自治体が8県11市に及ぶのも特徴だ。しかし、産業革命遺産には、保全策が確定していない施設や、所有企業の十分な合意がない施設も含まれているとされる。 一方で課題も多い。(共同)。日本の近代化の礎を築いたとした。9月中に暫定版推薦書をユネスコに提出し、国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査を経て、2015年の世界遺産委員会で登録の可否が審査される見通しだ。 政府は14日、内閣官房の有識者会議が推した「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」を、本年度に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産へ推薦する方針を固めた

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東京五輪という魔法の言葉が

  成熟期を迎えたその国がホスピタリティーの本領を発揮するなら、今後の世界に必要な深慮と敬虔(けいけん)さ、そして感覚の平和への覚醒を、五輪の感動とともに呼び起こすことができるはずだ。戦後六十数年「もの」を作り続けてきた日本は、「価値」を生み出す成熟国への転換期にある。 東京五輪という魔法の言葉が、生きた言葉として未来に蘇る。しかも2020年という日本の今後を展望する時期への再来は、大きな励みである


  アジアの東端に千数百年の歴史と伝統、テクノロジーと文化を携えた国がある。しかし本州の両端が新幹線で結ばれた頃、このビジョンは終焉(しゅうえん)を迎えた。。 かつて工業立国のかけ声のもと、日本の国土は「工場」と化した


  招致活動で言い交わされていた「おもてなし」は決して方便ではない。経済成長の力を高らかに謳歌(おうか)したのが64年大会だとするなら、2020年の東京五輪は、成熟を経て世界へ新たな価値を供する美意識の祭典へと進化させなくてはいけない

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